リレーの装着

ハーネス、スイッチ等をバイパスして、Wの電気を強い物にする為取り付けます。
私の考えはWを孫、ひ孫に・・・ 電気を強くするのは勿論ですが、スイッチの保護の為にリレーを、リレーを取り付けると、スイッチに流れる電流がかなり少なくなり、スイッチの寿命が10倍以上と考え、スイッチに負担が掛からない様、計画しました。
と言っても、リレーを増やすと電気を余分に使用します、 スイッチのバイパスで考えると、重要なのが、ホーンとライト 次にメインスイッチ、ストップランプ。 ウインカーはと言うと、リレーを2つ使う割りに・・・で LED(発光ダイオード)の計画を進めています。  (SAを基準に製作しています)

点火コイルリレー

取り付けているWが多いみたいです、Wのショボイ火花を少しでも強くする為に取り付けます。
ハーネスを太くしても、バッテリーからコイルまでの道のりが長いため、電圧降下を招きます。

4本足のリレーを使用します。  点火コイルから出ている茶色のコードを辿り、メインハーネスの後方(バッテリーの裏の辺)に接続されているギボシ(脱着端子)を離します、コイル側がオス、ハーネス側がメスに成っています。

Wの配線、メインスイッチONで茶色のコードに+の電気が流れます。
Aにハーネス側(茶色)の(メスのギボシ)から電源を引きます。(細くてもOK)
Bはアース(−端子)に接続(細くてもOK)
Cにバッテリー+端子に太いコードで、直接付けるなら、ヒューズを必ず取り付けます。
Dにコイル側(茶色)のオスのギボシへ、直接太いコードでコイルまで取り付ける事をお勧めします、コイルからギボシのコードは細く電圧降下を起こしている可能性大です、同じやるなら・・・
これで完成です、スイッチONでAからBに電気が流れ、C(バッテリー)とD(コイル)が繋がりコイルに電圧降下の無い強い電気がコイルに流れます。

メインスイチ、バイパスリレー

メインスイッチの接点保護と電圧降下防止の為取り付けます。
リレーを追加する事無く、上記点火コイルリレーで同時にバイパスさせます。

メインスイッチのカプラー(ギボシで無く四角い接続端子)はタンクの下前方に有ります、スイッチから辿っていくと解かると思います、白いコードの付いているカプラーです(Wの配線、白いコードはメインスイッチに関係なくバッテリーからの+が流れています白いコードはこのスイッチとレギュレーターだけに接続されています) そこのハーネス側の茶色のコードを切断して(必ずスイッチ側をメスにハーネス側をオスに)太い2本のコードで先ほど(点火コイル)のリレーへ

コイルリレーのAの線を取り外します(もう使いません) そこにスイッチ側からの(茶色メス)電気を引きます
Dの端子 先ほどのコイルへのコードが付いています、ここにハーネス側(スイッチで切断したオス)を同時に接続します。
これでメインスイッチのバイパス完成です、コード2本でバイパス出来ます。
メインスイッチONでAからBに電気が流れ、Cのバッテリーからの強い電気が、メインスイッチを通さずにコイルと、ハーネスに流す事が出来ます。
ライトリレー(5本足のリレー)なら、Dの端子が2つ有り、配線やり易いです。

Dの端子から、コイルとハーネスへ この時 両方にヒューズを付けるのをお勧めします、別に必要は無いのですが、ヒューズを2本取り付ける事により、何処かでショートした時ヒューズが飛んでもエンジンが廻るので、近くなら帰ってこれます、メインヒューズは、25Aペアに、先にこの2本のヒューズが切れる様に、 ついでにもう一本ヒューズを、ストップランプ、指示器はバッテリーの裏側で、ハーネスを通さず別回路として簡単に取り付けれます、

ライトリレー

配線は出来るだけシンプルに、リレーなんて要らない、ヒューズも一本で十分、賛成です。シンプルISベスト、故障が少なくて済みます。  でもより軽快にWをと考えて改造しています。当然部品が増える分故障の起きる可能性が高くなります、 特にリレーは振動その他で、何時かはつぶれます、予備のリレーでOKなんですが、簡単なバイパスカプラを作っておくことをお勧めいたします。

ライトスイッチのバイパスリレー  ロービームだけに、車検の時はハイビームに入れ替えます、 ヘッドライトリム内に太い電源(茶色)を引くとさらに明るくなります、私はついでにアース線(黒)も引きなおしました。

Aにライト切り替えスイッチからのロービームのコードを
Bはアース(−)
Cには、ライトケース内の茶色のコードへ(バッテリーからの直の接続が望ましい、Sの場合ノーマルのハーネスが無いので解かりませんが茶色のコード太く無いかも、ライト(青)のコードの方が太ければそちらへ、でもメインスイッチのバイパスの効果は半減です。)
Dにロービームの電球へ

これで、ライトスイッチをバイパス出来ます。 ハイビームにも、ですが、ON、OFFの接点保護とハイビームは余り使わない為です。

番外集 ライトリレー

ロービーム時にニュートラルにすると、ライトが消えポジションが点灯する様にします。チェンジを入れるとライトが点きます。 S、SAには、ポジションのスイッチが有りません、リレーの消費電力を気にせず取り付けられます。
AとCにロービームからの電源、Bにダイオードを通してニュートラルスイッチへ、Dにポジションランプ、Gにロービーム
簡単に説明しました、希望があれば、詳しく説明致します。

ホーンリレー

スイッチ保護の為には、ライトリレー同様に取り付けるべきです。
なぜ3本足なのか? ホーンだけは、Wでも、マイナス側から、信号を取る為です、 同じ付けるなら、4本足で、バッテリーからの直の電源を・・・  リレーを付ける事でホーンの片側を直接アース(−)する事が出来ます(ダイナモのアースへ)

Aに茶色のコード  Bにホーンスイッチの黒のコード  Dにホーン です、ホーンには+の電気が行くので、もう方一方をアースします、 Sの場合、ライトケース内に付けるのであれば、Dにこれまでの黒のコードを使い黒いコードに+を流せば、簡単にスイッチをバイパスできます、その際ホーン側のギボシはメスに交換が必要です。

SAサイドカーの場合4本足で、直接バッテリーから側車側でホーンを鳴らします、 ソロ(単車)より危険度が大きい為、ホーンの警告は重要だと、以前はエアーホーンを付けていました、この年でヤンキーホーンは・・・

で、厄介なのは、リレーの取り付け場所です、 サイドカーはホーンをカー側に改造するので、のーぷれぶれむ? なんですが、 ホーンへの配線は、ダイナモのハーネスと一緒に入っています、 Sならスイッチのコードがライトケースの中に有り、スイッチバイパスリレーは取り付けれますが、SAはホーン−スイッチのコードが、ライトハウジングで無く、タンクの下です、 太いコードで、シート下まで・・・・ 
私のSは、純正のホーンでかなり大きい音がします、 ページを造りながら、思い出しました、ホーンの配線も全て太いコードに変えていました、  でも、スイッチ保護の為に、リレーを・・・・・

参考に成りましたでしょうか?  解かる人には、解かる。 解からない人には、解からない。 そんな説明です。  でも解からない人は、無理をすると、Wの電気が余計にトホホに成ります、 半田付け、ギボシの確実な接続、の出来る人への説明です、 でも試行錯誤して下さい、 ギボシの接続も、半田付けも、そんなに難しい物では有りません、 チャレンジしてみて下さい。 何事もチャレンジです!

また、間違っている事、もう少しええ接続方法が、有りましたら、お教え下さい。

点火コイル、メインスイッチバイパス、ライト、のリレーは、AとDをバイパスさせます。(間違っていました)
番外集ライトリレーは、バイパスの必要は有りません、
ホーンリレーは厄介です、他のリレーをバイパスさせて、そのリレーを取り付ける方法が簡単です。リレー単体でのバイパスは無理です。
また、メインスイッチリレーを取り付けたら、CとDをバイパスさせると、キーが無くても、電源が入ります テールランプは点きません、Sはライトも・・・
キー紛失時の為に、もう一つバイパスカプラを作ってはいかがでしょうか?