クラッチ 調整
クラッチを交換すると プレートの厚みが変わり クラッチの調整が必要となってきます。
調整次第で 重たかったクラッチが軽くなる事も有ります。
まずは キックアームの付いている所の この丸い蓋を外します。
このナットを緩める メガネレンチを用意します。
ボックスレンチでは ダメです、 中のマイナスのネジを押さえて 回らない様にして 外のナットを締めなければなりません
ボックスレンチだと 中のマイナスも一緒にまわってしまし せっかく調整したのが 狂ってしまいます、 また ロックも 確実には できません。
私は こんなレンチを使っています
タペット調整の時にも 登場します クラッチは14ミリ タペットは12ミリです。
100均で売ってる時が有りましたが最近見ません。
そのT
まずは このネジを緩めておきます(2〜3回位)。
マイナスを回らない様にして ロックナットを緩めて マイナスのネジを2〜3回です。
クラッチワイヤーの途中に こんな金具が付いています。
長いナット 短いナット 普通サイズのナット (写真左から) が 有ります。
まず ロックを解除します 長いナットをスパナで押さえて 短いナットをスパナで緩めます
短いナットを普通サイズのナット方に もっていきます。
普通サイズのナットを持って 長いナットを回すと ワイヤーが伸び縮みします、 普通サイズのナット方向に締めつけておきます。 ワイヤーがユルユルになります
右の図 クラッチの握ると動くレバー(レリーズバー) を 手前に引いておきます (ワイヤーを引っ張っておきます。
そのV
そのW
後は クラッチレバーの所で 微調整をして 完成です。
で !
何で 調整する所が二か所も?
多少 マイナスのネジが 大きく締まっていても 緩んでいても 途中の長いナットの所で 調整は十分にできます
何で最初にクラッチケーブルの長いナットを縮めておくか? ワイヤーは伸びてきます(アウターが縮んでくる) マイナスのネジでしっかり調整していると 後は ワイヤーが伸びた時 長いナットで調整するためです。
クラッチのレバーが この状態 握った時(右)合わせ面と並行に成るように 組みます
へっぽこ整備で マイナスの締めつけが異常で ワイヤーの途中で調整 それでも クラッチんの機能は正常に作動しますが 重たくなります。