エンジン 始動方法

Wにセルは有りません キックだけです。  慣れると 簡単ですので そんなに気にする事は有りません。

キーを入れる

当たり前?の事ですが・・・。

Sは三段階キーが廻ります SA W3は二段階です。  一番最後の位置は パーキングでキーが抜けます、 この位置をOFFと勘違いしないでください、 ここの位置は夜間テールだけが点き 追突防止用です。

Sの二段目は ライトONの走行時に使います Sのライトスイッチはここです。

特にSのスイッチは キーONの状態でも キーが抜けるもの があります 紛失に注意が必要です。

始動前の準備

何もしなくても チョークを引くだけで 簡単に始動するWがあったり 始動時に儀式が必要なWがあったり それぞれです、 我がSAはチョークをして3回キックすると始動します、 Sはティクラでガスを送ってから始動していました。 自分のWに合った始動方法を見つけてください。

ここに 書くのは、標準? 昔の単車の始動方法です。

まずはキーOFFのまま空キックを3度程

ティクラでガスを送り込み

チョークを開けて

きっっくぅ〜 きっくぅ キック 

ほら エンジンが回りました。

エンジン始動後 しばらくはアイドリングが平常より低く 安定しませんが しばらく走ると安定します。

ティクラ って 何?

ティクラとは キャブをオーバーフローさす道具(レバー)です。  左のキャブの外側に右には無い真鍮の棒があります、(右にはキャブの真ん中奥に付いています) このレバーをゆっくり押したままにしていると キャブの下(パイプが付いているかも)からガソリンが流れてきます、 流れてきたら離します。

エンジン始動時はキャブの中に一杯ガソリンが入っている方が始動しやすいです、 でも 走行時にはこんなに沢山のガソリンはいりません で 始動時にだけ ガソリンを多くキャブに送る装置です。

あまり ガチャガチャと押さないように そ〜と 押してください きつく押すと そのうちフロートに穴が開くかもです。
押す時間は色々ですが、我がSは10〜20秒も押さなければ ガソリンが流れて来ませんでした。

私のSAは、全くこのティクラを使ってません キャブのセッティング とっても濃くしているからです(船付きの為)。 キャブのセッティングを薄くしている場合 このティクラが有効になってきます。

ティクラを使用した方がいいのか しなくても回るのか は 色々です、 回りにくいエンジンの場合 一度これを使ってみると うその様に 簡単にエンジンが回るかも?です。 両方ともティクラを使うか 片方だけ(やりやすいから)だけでもいいのか  試行錯誤 してみてください。

チョークをする

前のページに書いてます。 
S SA は 普通と反対に成るので注意が必要です。

キックする

キックには、キックの仕方があります。 ただ単に踏むだけ なんですが、 何処から踏むか?が重要に成ってきます。  
調子ええエンジンは、何処からキックしても回ります でもほとんどのWは、このキックする位置をしっかり決めてからキックすると 回りやすくなります。

キックの位置 とは、 エンジンの中のピストンがどの位置に有るかです。

キックをゆっくりと踏んで 重たくなった所で止めます、キックを戻して(一度足を離す) そこから 一揆に踏みおろします
難しく考えなくても これだけでOKです。

デコンプがあれば そこを少し超えた位置からのキックが一番ですが、私の経験上 Wでは その位置に持ってくるのは難しいです。

たまに ケッチン が来ることがあります、 一揆に踏み込まないと ケッチンをくらう確立が高いです。
ケッチンとは エンジンがさかさまに回り? キックが跳ね返ってくる事です。
つねに ケッチンが来るようでしたら キックのやり方より 他に原因が有るはず 点火時期が早すぎると ケッチンが来る確立が上がります。


別に難しく考えることは有りません ただ W一台 一台 始動しやすい掛け方が有ります また 同じWでも 気まぐれで 掛け方が違うときがあります、 思考錯誤してください きっと キック3発以内に回るはずです。