クラッチOIL 交換方法

この中に クラッチOIL (一次チェーンOIL)  が入ってます。

なかには クラッチ と ギア Wチェーン が入っており それを 潤滑するOILです。

このOILの種類には 注意が必要です

毎日乗っている元気なWでは、車用の硬いOILでも 全くOKのWも有りますが・・・。

スピンドル油 が純正指定ですが、 手に入らない?ので、 柔らかいOILを入れます。

単車用の10W−30でOKです、(20W−50 ってのはダメです)。

ATOILでもOK  ATOILと単車用エンジンOILの混合を使っている方もいます。


車用のOILはダメです、 車用には、潤滑にモリブデン(多分)が使われており、 これを入れると クラッチが滑りやすくなります。



OILが漏れていないのに、OILが減る 入ってない 場合

クラッチの奥にミッションが有り この中の一次チェーンの調整の為 ミッションが前後に動く様に成ってます。  ここのパッキンが悪かったり 組み付けが悪かった場合 ここから OILが漏れます。

ここから OILが漏れると チェーンがOILまみれになります。
エンジンOILが多く入り過ぎの場合でも チェーンがOILまみれになります  チェーンがOILでドロドロなら、どちらのOILかの 確認が必要です。


ここのOILの種類によって 色々な症状が出てきます。

クラッチが切れにくい 交換後 ニュートラルが入りにくくなった 

    硬いOILが入ってます  もっと柔らかいOILに代えると 直る可能性が高いです。

滑って無かった クラッチが滑る

    OILの中に添加剤が入っていたりした場合 滑りやすくなります  単車用のOILには入ってません 

長いこと乗っていないと クラッチが張り付く

    これも OILの種類に関わっていると思いますが 良く分かってません 思考錯誤して下さい

BとDの所にボルトが有ります 写真ではBのボルトがペダルで隠れてしまってます。

Dのボルトが ドレンボルト OILを抜くボルトです。 ここには アルミのパッキン(ワッシャー)が入ってます、 必ず 新しいパッキンに交換する事をお勧めします、 パッキンは 二輪用品店や 単車屋さんに有ると思います。

ボルトを締め付ける時 パーツクリーナーで汚れを落としてから締める事 そのままだと、OILに砂 埃が付着して OIL漏れの可能性も有ります。

Bのボルトが ミッションの時と同じく OIL量 確認ボルト(ここにもパッキンを)   交換時 まずこのボルトを抜いておきます、 OILを入れていき 500CC弱入ると ここからOILが漏れてきます、  漏れ出したら 注入をやめ ボルトを締めます 多少たら〜と 流れていても締めてOKです。

次回 量の点検をする時 たら〜っと流れてくれば 正常な量が入ってる事に成ります。

初めての交換の場合 OILが入って無かった場合 ケース下から 漏れてなくても 裏側から漏れチェーンに流れていろ可能性があります、 減っているか どうか 確認が必要です。

Aの所から OILを入れます パッキンンが有り 新しいのと交換がベストですが、 切れて無ければ そのままでOK さんなに 圧力は無く OILが飛び散っているだけですから。
埃やOILはパーツクリーナーで綺麗にしてから 本体側は布にクリーナーを拭きかけ  ごみを中に落さない様に綺麗にしてから 組み付けです。

この窓は 一次チェーンのたるみ確認窓 触った位では上下しない位で正常です。