2002・2・9
久しぶりにちょっと走りに行こうと目覚ましを早めにセットしたのですが、布団の誘惑には勝てず寝坊してしまいました。
8時過ぎに頑張って出動しました。
どこに行こうかと思案した末、先日リンクしていただいた「岡山旧車会」HP主宰者のYATAさんとこでやってる五福通り美術?展に展示されてる1920年代のバイクというのを見に行こうと思いました。
おじさんちから約30分ほどの道のりですが、時間もちょうどよく、国道を曲がって川土手の道を気持ちよく流していました。
すると突然
「ズヴォ〜・・・」という異音が・・・・。
よく聞けば側車輪がフェンダーのこすれているようです。
先日(といっても半年以上前)側車のアクスルはバッチリになったはずですが・・・???
あわてて路肩に停めて見ます。
あぁ〜
側車輪のセンターロックスピンナーがありません・・。
どおして?どおしてはずれちゃったのでしょう?
もちろん締め付けが甘かったのですが、回転軸にとめたねじは、ねじ山が回転と反対なら徐々に締まっていくはずです。
英旧車(旧いMGやジャグワァーなど)は同じようにセンタースピンナーロック式です。
しばらく考えました・・・・。
あ゛〜、おじさんのはアクスル自体は回転していない(つまり回転軸ではない)のでした〜、とほほ。
しかし、クラシックスタイルのフェンダーが深く、車輪がはずれていかなかったのは不幸中の幸いです。
これも旧い英車やSP310などのリアフェンダーがタイヤにかかっているのと同じですね、ということは昔は車輪がはずれることも多々あったのでしょうか?なにはともあれよかったよかった。
さて応急処置ですが、サイズの合うナットなど持っているはずもなく、アクスルエ
ンドにビニールテープをぐるぐる巻きにしてホイルがずれないようにしました。
では捜索活動にうつります・・・
しかし、走っていたのは川土手で、左手の草むらの中にころがっていたら発見できるはずもありません。
「え〜っと、手前の右カーブでは異常がなかったからそこからここまで、約2キロ・・・」
あきらめ悪く左ウィンカーをつけながら徐行しつつ捜索します。
写真の通り片側一車線の道なので、後続車は迷惑この上なし!
しかしサイドカーの存在感と厚顔無恥な性格で知らん顔をしつつ路肩を見つめます。
いろんなゴミが落ちています、車のホイルナットも2個拾いました(拾うなよな〜)
2往復しましたが見つかりません。
仕事の時間も迫ってきたので、泣く泣く帰路につきました。
シュタイブ(ドイツ側車メーカー)なんかの純正スピンナーなどはあいそうですがきっと高いだろうな〜。
とりあえず連休明けにねじやさんか車屋さんに行ってこなければ!
しかしちょっと走ると何かネタになるもんです〜、とほほ×2。
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夕方秘密基地に格納しに行く途中、「もしかしたら開いているかも」と思い、車屋さん御用達のねじやさんによってみました。
土曜日ですが営業しているらしく店の前に横付けし、おもむろに中に入って尋ねました。
「これが走りょ〜て、とんでしも―たんじゃけど、合うのあります?」
ねじやさんは親切にも数種類のねじを出してきてくれ順番にはめてみてくれます。
「これじゃな」
と、ナットをひとつ手渡してくれました。
ついでにワッシャを2枚と割ピンもくださいました。
そうなんです、アクスルの先端に割ピンの穴が開いていたのでした。
つまりスピンナーはその形をしたナットの役割しかしていなかったのでした。
「100円でええよ」
おかげで再び社会復帰することが出来ました。
在りし日のセンターロックスピンナー
↑これが↓こうなりました
でもスピンナーのほうがかっこいいな〜
財政再建のあかつきにはなんとかしようと・・・思うだけでした。