2003・10.19
じつは少し前から背中に痛みが出だしました
筋肉痛だとは思ったのですが、場所が場所だけに内臓疾患も考えられ、急遽近所の診療所に直行
「胆嚢かな・・・、エコーで見てみよう」
と、妊婦さんがお腹の赤ちゃんを見るような検査をしました
検査技師さんが「あれ?・・・」とつぶやきます
「なんですか?何かあったんですか?」
「・・・・後で医師が言うと思います」
・・・どきどきどき・・・
「胆石があるみたいだな・・・しかし腎臓が・・・」
「えっ、ガンでしょうか(笑)」
「まあCTとって見ましょう」(汗・・・否定しろよな〜!)
その結果が18日土曜日にありました
19日ミーティングですがそれどころではありません
「え〜、この画像ですが・・・以下略」
結局胆石かと思われたのは胆嚢内ポリープ、まったく問題なし
腎臓はエコーでの写りかたが変だったのですが、たまにはこんな事もある・・・・
つまりな〜んにも問題は無く最後に一言「まだ痛みが続くようでしたら整形外科に行ってください」
各検査でWのポイント4個買えるくらいの費用がかかりましたが、まあ安心が・・・(貧乏なおじさんには痛い)
最近お金の単位がポイント○個分って言うのが多いですな、すみません。
診療所を出た私はすぐKAZ君に携帯を入れ「明日いくぞ〜、7時うちにおいで〜」と有無を言わさず伝えました
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朝5時半に目がさめてしまいました。
防寒対策をし、W3を店まで回漕してきて6時半、早朝のフェリーで四国からくるKAZ君のためにコーヒーを入れようとした所にもうやってきました。
「早いね〜」
「いえ、次のフェリーだと7時に間に合いそうも無いので」
彼の都合も聞かず一方的に時間を決めて申しわけないことをしました。
彼とつるんで走るのは二度目です
前回はアイリ〜庵乱入でした(もう一年以上前だな〜)
早朝すいている岡山市街を抜け岡山空港方面からMASAくんと朝錬しているかもがわ円城道の駅まで私が先導して行きます。
昨夜急遽pegasaruくんと笠岡タカシンくんにメールを「ヒマだったら行こうよ、8時に円城」ってだしときました
しかし急に言われてもね・・・かどうか、やって来ません
ここからずっと北上ですが、今度はKAZ君に前を走ってもらいます。
W2SSのショート管を後ろで聞くのは初めてですが、音割れもなくそんなにうるさくも無くいい音で走ってます。
狭い湖畔ロードですが結構飛ばすのでついていくのがやっとでした。
中国道を越えさらに北上していると交差点左にまぶしく光るオートバイが・・・ぴかぴかのSAでした。
ホーンを鳴らして手を上げて前を通過します。
しばらく行くと追いついてきました
信号で止まった時挨拶をしましたが
「ミーティングに行くの?僕も本で読んで知ってたけれど参加申し込みしてないんでね」とピカピカSAさん
「いえ僕たちも昨日急遽参加決めたんで申し込みも何もしてません、いきましょう」
「ウン、でもちょっと用事があるんであとでのぞいてみます」
なんとただ通りがかっただけのW1SAさんでした。
しかしここで重大な事を忘れていました
「湯原」ってだけで、ミーティング場所がわかりません、KAZくんも知らないって・・・
あっという間に湯原温泉街
何年か前一度参加した事が有るKAZくんが主催者に電話します
「番号変わってたら困っちゃうな〜」
なんとか通じて場所を聞き向かいますが、1車線の急な登り勾配、真っ暗な途中で曲がったトンネル
ほんまにこんな所かいな?とトロトロ登っていると脇の駐車場になにやらオートバイが・・・
W3初期型+バイワーゲンTR500
主催者の方のです。
しかしWはまだ少なく、BMW、バハ、CL350のみです。
岡山西大寺のK野さん(赤W1S)はもう来てます。
青いW1Sのかたが声を掛けてくださいます
「ケインさん?」
「そ〜です私がケイン(ふつうのおじさん)です、であなたさまは?」
高知のY光さんでした〜、はじめまして
「昨日電話したんだけれどね・・・」
そういえば診療所から帰ってちょっとでもきれいにしてやろうと店まで持ってくる途中携帯がなりましたが、出ようとしたら切れちゃいました。
知らない番号だったのでかけなおしませんでしたが「番号変わったんだ、ごめんね」ですって。
わかってればもっと早く来たのに(って言うだけか〜)
さすがに高知は遠く昨日来て温泉につかりキャンプをしたそうです、それもうらやまし〜
それから続々やって来られます
これもぴかぴかのW3、神戸ナンバー
サイドカーが2台、でもWでは無く車種がわかりませんが、見てのとおりハブステアの4人のりでした
来る時に遭遇したピカピカSA
夜な夜な酒を飲みながら磨きたおしているそうです
そういうのもいいな〜、家に駐車場があればね
まるで新車のおろしたてのようですが、レストアしてもう数年経ってるそうです
ピカピカさんと一緒に来られたW1シングルキャブ
珍しい初期型シート
せとうち常連の渡Bさんも当然参加
元渡BさんのSA+中野TRと一緒に来られたW3初期型+大陸STD
広島からのご遠征
はじめてみましたが思ったよりスリムな船でした
サイドブレーキの取り回しが面白いですな〜
K2のフェンダーを付けたS
いつのまにかW系だけで30台くらいに膨れ上がっています
しかし、高知のY光さんが遠いんで早々に離脱(下道で8時間はかかるそうです)
昼食時ですが、食べ物屋はおろか自動販売機さえありません
皆さん弁当ご持参で食べ始めますがそんな用意はあるわけが・・・・
主催者のかたが見かねておむすびを一つ分けてくださいました、ごちそうさま〜
あちこちで談笑されていますがKAZくんは神戸ナンバーの若者をつかまえていじめています
よくみるとW3のようでヘッドのフィンが10枚???
「これはニコイチでしょう」とKAZくん
通りがかった渡Bさんが
「ニコイチサンコイチでも調子がよけりゃあいいよん」
いろいろお話されていますが、いちばんの講釈おやじはKAZ君でした〜
しかしそんな細かい事までよう知っとんな〜
お腹もすいてきたのでそろそろ離脱〜
来た道をそろそろ降ります。
国道に出るとKAZくんとK野さんの3人で爆走〜
しかししばらく走るとK野さんが消えてしまいました、わき道(裏道)にはいって行ったようです
勝山のお蕎麦屋さんの行列を横目で見ていると神戸ナンバーのW3君が追いついてきます
コーヒーでもと合図をするとうなずいてくれます
が、喫茶店がなかなか見当たらず、やっとあったと思ったら休みでした
すぐ先で僕たちは右折するのですが彼は直進
ホーンを鳴らして手を上げて分かれます。
ここから一気に加茂川まで帰ります。
道の駅には車種のわからん国産アメリカンの乗った若いおにいちゃん(ちなみに私は古いおに−ちゃんか?)が
「これはなんていうバイクですか?」と聞いてきます
「これはSRの2気筒じゃ」と言おうと思いましたが真面目に答えておきました
自販機でコーヒーを飲んでいるとじーさん御年配の紳士方がサイドカーに見入っています
さて帰ろうかとエンジンをかけようとするとひとりのじーさん紳士が
「どこまで行くの?」
「いえこれから岡山市内まで帰るんです」
「じゃあこれもって帰られ〜」
と、横にいらした奥様を促してどこかのお土産のさきイカをくださいました
奥様も「気をつけてお帰りください」と声をかけてくださいます
やっぱりガキか年寄りにしか人気は無いようですな、とほほん
つつがなく秋晴れの休日は終わりました
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