2015.8.6
サイドカーからソロに乗り換え、まったく別な乗り物ということですが、それなりに楽しく乗っています。
が、しか〜し!ソロのもっともネガティブな点は

荷物が積めない!

サイドカーのときは、車用バッテリーはもちろん工具多数、パンク修理道具から予備のオイル、着替え、ブーツを脱いで歩く為のスニーカー・・・ありとあらゆるものを積んで走っていました。
現在は雨具及び最低必要限の工具と針金位をコロナタンクバックに詰め込んでいます。
A型的性格か、どうも不安でなりません。

キャリアをつけて上に乗せると重心が高くなるためサイドバックしかありません。

え〜、オークションで「本革製サイドバック!」をぽちってしまいました。
こんな感じ


が、しか〜し 雨の中を爆走し、そのまま放置していたら革がガチガチになってしまいました、トホホ

汎用のサイドボックスをいろいろ探しましたが、どうしてもステーは自作必須
純正ボックスがあるのは知っていました。
参照:W1ファイル
こんなやつね、「昭和47年〜48年」までのキャンペーンですねぇ

ひと筋の光明を求め これを探しました、

で、苦節1年!やっと発見!!!
「W1SA純正サイドバックステー一式付き」をポチってしまいました

(5月の連休の前)

@K641さんに聞いたところ純正はFRP,ショウエイの同型はプラ製だそうです。
もちろんFRPでした(^o^)

純正というからにはポン付けでいけるはずです。

早速ステーを取り付けようと・・・

あれっ?穴の位置が違う??(・・;)

そうか、W1SA用だからW3にはポン付け出来ないのかぁ!

では、早速W1SAがあるところにワープ!

しかしW1SAも同じ・・・どういうこっちゃ?

レヤンさんが解説してくださいました

「ケインさん、こういうこっちゃ。
純正ボックスを付けるには純正オプションのサイドボックス用グラブバーってのが有んねん。これは超レア物でまず見つかりませんわぁ〜、だってボックス外してもグラブバー外す奴は居れへんからね」

わし「・・・・(゚_゚i)・・・」

レヤンさん:「でもなぁ〜、へへへ、うちには有るでぇ、どっかに・・・!」

「あんた、なんちゅう物持ってんねん!」と心の中でつぶやく・・・

ということでレヤン邸の家捜し開始!

その途中で他のお宝もゲット(後日公開)

姫路の松居さんと共に捜すこと約40分、発掘できました。

「おおきに〜」とその夜は祝杯をあげ(?)翌日山陰へ行く皆様に別れを告げ早速ステーをあててみます。

ウインカーステーが無く、フェンダー固定ネジ穴が他のネジ穴まで同じ面まで出ています。
そして途中にもうひとつネジ穴が。

ぴったりです、ふふふ。

では早速(といっても3ヶ月もたっていますが)取り付けましょ〜

シートを外しグラブバーを外します。

この平らなステーだけではなく後ろから下に回ってるステー、ボックスの前に付くステーも共締め。
さすがにネジ長が足りなく、ネジ屋さんに走ること2度、しかしちょうど良いのがなくて若干長く、ふたを開け閉めするときに干渉します。

そのうち切り落として袋ナットをつけましょう。

でもやはりW1SA用なのか、リアショックのリフレクターに干渉してしまいます。

力技でステーを曲げ、何とかふたが出来るようになりましたが、そのうちカバーを外すかリフレクターが内側を向くように付け替えましょう、あくまでそのうちです (;^ω^)

後ろから見るとこんな感じ

横から見ると

ちょっと大きすぎて不細工か?
すり抜けはちょっと出来そうにありませんなぁ

ではこれに乗ってサマーツアーに出発ぅ〜
と思っていたら・・・・・・

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2015.8.26

とりあえずサイドボックスステーのボルトを切り落とし、袋ナットをつけました。
リアショックも内外入れ替えました

  

で、お盆の紀行ですが・・・

ご近所さんにW3を操られる女性pureさんがいらっしゃいます。
そのW3、@K641さんの手によりフルレストアされていましたが、その@K641さんより
「なんか調子悪いって言ってるから、ちょっと乗ってみて具合悪かったらうちまで乗ってきて」
と、無線連絡がありました。

で、近所を軽く乗ってみましたが、始動性が悪いくらいで私はあまり気になりません。
念のためレヤンさん宅まで出張試乗会
「クラッチすべっとる!」  う〜ん・・・
レヤン邸から帰宅途中、Fショックの路面追従性がいまいちと気づき陸送していくことに決定しました。

日付は戻って2005.8.13〜14
朝から雨模様、

なんかおっきい荷物つんでます。
サイドバックはかわたろう君が日本一周に使ったものを借りました。
満タンにして爆走


途中有名なロケ地を通過

高速道路を爆走中にバックミラーがきらりと光った物体を捕らえたと思ったら、あっという間に抜かれて見えなくなりました。

次のパーキングエリア

レヤンさんのBMWでした。

雨の浜田道をそれなりのハイペースで浜田市内の道の駅まで行き、姫路の松居さんとも合流

@K641ファクトリーに入庫しました。

で、つんでいた大きな荷物は


これです、といってもこの純正段ボール箱ではありません。(これも好きな方にとってはお宝かも?)

中身はこの赤タンク

実はこのタンクは返しに来たのでした。
先日(5月の連休)レヤン邸でゲットしたお宝が、「30数年前のガソリンが入ったまま手付かずの白バイタンク」でしたが、バイクで行っていたので持って返れず、浜田まで行く千葉のKAZ3号さんのバンに積み込み、帰りに岡山で引き取る予定でした。
しかしそのタンクには珍しいコックが付いていたそうで、それを@K641さんが欲し、代わりにこの赤タンクをくださいました。

うんうん、しかしわしはSタンクのニーグリップラバーステーを外し輸出仕様のソリッドカラータンクを作りたかったのでした。
で、その旨を@K641さんに言ったところ
「それはもったいないからだめ、ステーを外したのがあるからそれと換えよう」

で、これをゲット


う〜ん、ステーを外した跡が若干デコボコ

ついでに、先日ベロが折れたフロート(純正品!)もゲットしました

と、その日はビールの量と平行しながら夜も更けていきましたとさ。

翌日は@K641ファクトリーからバラバラのメグロの部品をせっせと積み込んだ姫路の松居さんの軽バンに乗せていただいて岡山まで送っていただきました。

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先日従弟が出張で御来岡、晩御飯一緒に食ってシルバーウイークのツーリングのお誘いを受けました。

上記の通りサイドボックス周りは終わったので、かねてからの懸案
※一晩置くと張り付いてしまうクラッチ板の交換
※ゲットしたフロート交換
があります。

今日(8・26水)は仕事が休みだったのでガレージに出勤〜!
クラッチ交換は一次チェーンケースを開けます・
シフトリンク、ステップ、左エキパイを外し、オイルを抜いてカバーを外します。


オイルが完全に抜けないままカバーを外すとオイルをぶちまけます(T.T)


新品のクラッチ板とスチールプレート3枚(?)を用意、クラッチ板はオイルに一晩漬け込んでおきます。

あれ?一番外側のスチールプレートが厚い


右端が厚い

パーツリストを見ると中3枚と両端2枚の品番が違っていました。
スチールプレート3枚に納得


組む前に、中に有るスチールボールを確認


きのこ状の物を付けます。これがカバーを外に押してクラッチが切れる。

あ〜その前に一番奥と2番目のスチールプレート間にピアノ線を組み込みます。


ワイヤツイスターでくるくるっと絞めます。

ちなみにピアノ線はこれ

でもちょっと硬いから次回は普通の針金にしよ〜っと

で、カバーをしてスプリング押さえネジを締めます。
ボックスで締めようとすると ちと深いのでナットを一個かまします。

こんな感じ

ここは締め込んではクラッチが切れません。締めこんで一回半戻しくらいっす。
ワイヤリングをしてカバーしてオイル入れます。

で、反対側に周りクラッチ調整

ロックナットを緩め、マイナスネジを締めこんで固くなったら1/4〜1/2回転戻し

これでクラッチ終わり。
念のためクラッチレバーを握ってキック、ずるっと滑り、レバー放してエンジンが回ればOK

ちょっと詳しい方には「釈迦に説法」でしたね
次はフロート交換、キャブ調整です。

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2015.9.2

とりあえず右フロートのみ交換しました

広口瓶にキャブを載せ油面調整します。
雌ネジ面から油面まで8mmです。
落ち込まないように渡しているのはワイパーゴムに付いている薄く平たいステンレス棒です

調整後組み付けガソリンを回しエンジン始動!
あれあれ?オーバーフローしています!
ドライバーの柄でコンコンとフロート室をたたくと止まります・・・

再度バラします。
組むときフロートがこのようにダラ〜ンとなっていたのは気づいていましたが・・・

よく観察してみますと


横に出ているベロが引っかかっていません?


あ゛〜、スロージェットの口に若干干渉しています。

もうひとつの新品と比較してみると

なんということでしょ〜!1mm以下ですがアーム部の長さが違います。
純正部品でもこんなことがあるのか!さすがカワサキさん

何とか加工しようかとも思いましたが、私がやると壊す確率が高いので断念
べろの折れたフロートと一緒に@K641ファクトリーに送って修理してもらお〜っと
再度組み立てるときちんと止まり、オーバーフローもありませんでした。

つづく