ホットワイヤー の製作
ホットワイヤー とは、アメリカのドラッグレースで生まれた、点火時期を短くして、その分高い電圧を与えるハイテンションコードの事です。 ハーレーなど(前回Wにも)に良く付いている、二次コードからアース線の出ているやつ、です。
原理は簡単、二次コードの外にメッシュケーブル(アース線)を巻き、コンデンサーの効果を持たせるものです、
右 メッシュコード 秋葉原とかで アース線として、メーター2〜4百円
真ん中、収縮チューブ6パイ これも同じ様な値段です。
もう一本はハーネスコード、コード保護の為にと用意したのですが、被さり(径が同じで)ませんでした、で8パイの収縮パイプをもう一本
左 こんな感じにします。
こんな感じでコードを被せます。
コードの端は、まず短く切った収縮チューブを一度通してから、左方向に半分掛かる位ずらして、収縮します、 この時ホットガンがあれば、簡単の出来ます
後は収縮チューブを被せて収縮させれば完成です
私は目立たぬ様に、10センチ程折り返しています
で真ん中が少し太くなっています。
少し見難い写真ですが、取り付けた写真です。
二次コードは前からでは無く、後ろから廻しています。 少しでも短く? いえ、コードをプッチンしている内に短く成ってしまい、仕方なく後ろから・・・
二次コード(千円)を買うより、安く製作出来ます、 今回は点火の強化と言うより、後ろからコードを廻す為、振動等で二次コードが傷つき火がリークすると下にガソリンの有る部分、外にアース線が有ると二次コードの傷つきで不調に成らない、リークしない様に製作しました。
Wが二次コードを長くしても前からとっているのは、こんな理由が有るのかナァー それともデザイン上の理由?
この二次コードを取り付けての火の報告
先日、路上整備でセミトラのバイパス、イリジュウムプラグを外し標準プラグに、アイドリングが700位でエンスト、それまでは5〜600で安定していたのに、 今回コレを取り付けて、650位でも安定して回っていました。
さすが、2万円程出すホットワイヤー効果、実感出来ました。
ヒョウタンからコマ、リーク防止から、ホットワイヤーのコンデンサー効果を実感できました。
二次コードを取り付ける際、この様に中のコードの芯にキリで芯の真ん中に穴?を開けておきます、特にコイル側、Wのコイルは細い針があり、単にコードを刺すだけでは、絶対真ん中には入らず(火は飛びますが)損失が有りそうで・・・ 当然キャップ側も