2002・10・27
5時半に目がさめるが、予報どおり寒い
こそっと家を抜け出し寝ぼけまなこで秘密基地まで車で赴くが、今シーズン初めて車のヒーターのスィッチオン
缶コーヒーを買い込み秘密基地にて一服、おもむろに昨日引っ張り出しておいた革ツナギを着ようと・・・
やはり革ツナギはだだの拘束衣に成り果てていました、とほほ。
あきらめてジャケットを2枚重ね着しMASAくんにワンギリコールを入れる。
出発〜!
太陽がのぞいているので思ったより寒さを感じない
エンジン音を確かめながら西下していく
若干タペット音が気になるが快調快調、あっという間に倉敷の待ち合わせ場所に到着、が誰もいない・・・
時刻は6時50分、タバコに火をつけたときW650MASAくん登場
「赤男爵のまえに赤のW1Sが止まってまっせ、いっしょじゃないんでッか?」開口一番そう言う
「あれ、きみはどっからきたん?反対車線じゃろ〜?」
「ちょっと前に来て缶コーヒーの自動販売機を探してウロウロしてました〜」
彼は早起きである、去年の夏の朝練のときも7時待ち合わせで5時には来ていた・・・
100mほど先を見ると確かに赤のW1S、誰じゃろう?まさかHPをみて飛び入り参加してくれた方なんじゃろうか?
てくてく歩いて向かうとその向こうから見たことのある顔が・・・・
K野さんでした
「あれ〜高速で行くんじゃなかったんですか?」
「いやぁ早起きしたもんでご一緒させてもらおうと来ました」
いや、いくつになっても遠足の日は皆さん早起きみたいです
今度はバイクを置いたままにしてある集合場所のほうを見るとエルシノアとFX550がやってきました。
こちらに気付かずきょろきょろしています
彼らは旧知の間柄できょうは「10年ぶりくらいかな〜」と談笑されています。
FXさんに誘っていただいたM田さんも来られるそうなのでしばらく待ちます、日陰でじっとしていると寒い〜
W1SA(前回はW1S、W1もお持ちだそうです)が最後に到着し、さあ行きましょう。
倉敷を抜け今回不慮の事故のため欠席となったpegasaruくんと待ち合わせた場所を一応のぞき、さらに西下
途中雨がぱらぱらと降りましたが青空ものぞいています(でも寒い)
8時前に笠岡に着きました
コンビニで用をたし温かいコーヒーをすすっていると、ここで待ち合わせたタカシン君が登場
「やあやあはじめまして、私がケイン(普通のおっさん)です」
青のW1SAに乗る彼はとても好青年です。
ここでまたひとしきり話をし再び西下
つつがなく(ひとり1回立ちゴケあり)白竜湖に到着しました
しかし先着しているのはW1SAサイドカーの渡Bさんと300`はでそうな隼(ともう一台なんかわからん)だけ
主催者はどうしたんじゃ〜とあばれていると徐々に到着しだしました
やっとタッチ君(主催者)Y2くんがやってきます
そこに見慣れぬバイクが一台
どひゃ〜、すげ〜、せとうちマッハさん(だと思う)、アイリ〜さんのHPを見て御参加
ちなみにマッハの向こうのW3は、やはりHPを見て香川からご参加のyasuさんです
異色マシンの出現に興味津々、
口の悪い人は「2stは走るだけで消耗しとるようなもんじゃ〜」
オイオイ、なんちゅうこと言うんじゃと思ったら、オーナーさんは事も無げに
「そのとおりです〜」と笑っておっしゃいました。
しかし名簿に記帳された途端「仕事があるから」と帰られてしまいました。
かっこよくマッハが去っていくシーン(動画460k)はここをクリック
マッハが欲しい欲しい病を発症しそうです
こういうのも来られてました
うつくし〜
W1クラブミーティングなんですが普段めったに見ることが出来ないマシーンを見られて最高です。
昼食をはさんで「寒いな〜」といいながら談笑しているとFXさんが「チョッと風邪ひいたみたい」と早々に離脱しました
しかし新たに到着した方もいらっしゃいました
なかでもエンデューロ仕様のエストレアはMASAくんが興奮するほどの改造車で「スゴイ!」の連発でしたが何がどうすごいのかよくわかりません。Y2くんが「おじさんの感性ではこのすごさはわからないでしょう」とのたまいますが、彼もどちらかと言えばこっち側です。
その時山口の方から参加のY野さん(W1)が滑り込んできます
開口一番「誰かメカの詳しい人〜!途中でひとりトラブってるんじゃ」
あわてて主催者のタッチ君、Y2君が走っていきます
私も工具は満載しているので行こうとするとタカシン君も行くと言います
ホンじゃあとサイドカーのトノカバーを外し
「え〜乗っても良いんですか!」
「どうぞどうぞ」これで後半の試乗会開催の伏線をはれました。
1キロほどいくとせとうちRSさんの友人のA間さんがシートを外していました
どうも電装系のトラブルのようです。
タンクを外すとメインスイッチからきているハーネスが無残にも溶けています。
タカシン君が「SM-3、持って来てます。配線図が載ってますからとりに行きましょう」とミーティング会場に帰ります
皆さん心配顔で「どうだったん?」と聞きます
「ハーネスが燃えて・・・」それ以上説明できません。
「そらえらいこっちゃ、会場をそこに移すか」とYATAさん。
とんぼ返りするとあと二人加わってなんとかしようとしますが・・・
配線図片手にバイパスのラインを作ってみたりしますがなんともなりません。
来る途中でヒューズが切れ、近かったので原因究明せぬまま銀紙をまいて走ったら焦げだしたそうです。
しかも若干オーバーフロー気味だったそうであわや炎上か・・・の一歩手前だったそうです。
結局最初のヒューズ切れの原因がわからないので、直結しても危ないという結論になりました。
タッチ君がトラックの手配に走り回ります、しかし田舎であるがためか手配できません
最寄のレンタカー屋は30キロほど離れた・・・
そこでY2くんが「実家が竹原(25キロくらい離れたところ)で、軽トラがあるんですが・・・」と言います
「そりゃいかなあかんわ」
これがY2君を見た最後でした・・・13時50分(死んだわけではない)
その間サイドカーの渡Bさんが試乗会を開催し目の前を爆走していきます
とりあえず会場まで押していくことにしました
すかさずタカシン君が「僕も押します」と手をかけます
「若者、頑張れ!」と心の中で応援し、おじさんたちはさっさと会場に走って帰りました。
思わぬ時間を取ってしまい、会場に帰ると他のクラブミーティング(って言うかツーリングで立ち寄り)もあり賑わっていましたが、そろそろ帰る人も現れだしました
ここをクリック(動画1024k)
帰って仕事があると言うタカシン君も離脱、これに懲りずにまた行きましょう。
後半試乗会等もせぬまま徐々に人が減っていきます。
ここもクリック、(動画456k)
お誘いした岡山組も帰られるといいますが、わたしはY2君に「行け〜」と言った手前待つことにします、MASAくんも残ります
1時間か1時間半って言ってたので3時すぎには帰ってくるでしょう
岡山組離脱はここをクリック(動画598k)
さて残ったのはタッチ君、A間さん、Y野さん、MASAくんと私です。
寒いしひまなんで「試乗会でもやりますか」と無理やりタッチ君を乗せます
MASAくんが「こわいんじゃけん」と脅しますがスムーズに河川敷まで降りて帰ってきます
「なんでそんなにうまいん?僕が乗るとハンドルがブレまくるのに!!!」とぶつくさ・・・
今度は横に乗せて爆走120キロくらい出しますがタッチ君はヘイキです(チョッとはビビッてくれんとMASAくんの立場が・・・)
しかし待てど暮らせどY2君は戻って来ません。
前照灯に問題を抱えた私は日没までには岡山に帰着したいので高速で帰ってギリギリの3時半まで待ちましたが・・・
しかたなくY2君には悪いな〜と思いつつ帰路に着くことにしました
80キロで高速を定速走行するのはまったく面白くありません
途中で対向車線をフェラーリが4台かっとんで行きました、ええ音やね〜
5時半にお店まで帰着するとワイフの機嫌は・・・
さてY2くんですが4時前頃戻ってきてW1SとA間さんを乗せて岩国まで行き、再び竹原の実家にトラックを返して自宅に着いたのは日付も変わった深夜1時だったそうです。ご苦労様でした。